こんにちわ。看護師転職コンサルタントのハルです。
今まで何千人もの転職希望の看護師さんと話して来ましたが、たまにいるのが「転職した病院より前の病院が良かった。戻りたい」という人。
転職を失敗しやすい人、後悔しやすい人のポイントを説明していきたいと思います。
転職を後悔しやすい看護師の特徴
以前も人間関係の良い職場の探し方の記事で書いたけど、人間関係なんか人によって相性もあるし、その人に原因がある可能性もあるので、正直転職活動だけの付き合いの浅い看護師が感じる人間関係の良い職場なんて案内する事はほぼ不可能
看護師が転職した時に「前の病院のほうが良かった」「前の病院に戻りたい」「前の病院には戻れないから他の病院を探して欲しい」なんて言われる事はたまにあります。
これは、転職活動を手伝った俺にも問題があるわけなんだけど、転職の希望条件が曖昧で抽象的な看護師に良くおこる現象なんだよね。
- 人間関係が悪くて
- 今の病院はなんとなく満足できない
- もっと自分の能力を発揮できる所が良い
みたいな。
看護師転職コンサルタントが確実に言える事
転職したい看護師本人がまとまってない深い部分にある転職希望動機を深掘りしてあげるのも看護師転職コンサルタントの仕事ではあるんだけど、看護師転職コンサルタントが出来るのは、目に見えてわかる条件面だけ。
- 勤務時間帯は何時〜何時です。
- 給料は◯◯万円
- 賞与は◯ヶ月分
- 年間休日は◯◯◯日
- カルテは電カルです。
こんな感じの不変的な内容しか転職コンサルタントは自信を持って伝えることが出来ません。
〇〇さんの人間性ならこの病院ばっちりですよ!
◯◯さんなら、この病院の雰囲気合いそうなんですけどね〜。
◯◯さんなら、絶対うまく行きますよ!この病院!
みたいな、雰囲気で転職活動を進めて行くことは俺は絶対しないし、もし雰囲気押ししてくるコンサルタントがいたらそれは良いコンサルタントとは言えないと思います。
看護師が後悔しない転職をするには?
- 条件面での転職理由を明確にする
- 希望に合う病院がなければ現職に留まる事も念頭にいれておく
- 死にそうな程辞めたいならとりあえず辞める
1.条件面での転職理由を明確にする
まずひとつめが、転職条件を深掘りする事。人間関係が嫌って思ってても実は休日数が足りずに余裕が無くなってるだけって場合もある。
→それなら休日日数が多くて、精神的に追い込まれない職場を探せばOK!
夜勤が多くてイライラするけど、実は夜勤手当が少ないから我慢できないだけかも?
→夜勤手当が高い職場を探せばOK!
仕事が忙しくて子供に当たってしまう。職場が忙しいせいだ。実は通勤時間が長くてプライベートの時間が足りないのかも?
→通勤時間が短くて住む職場を探せばOK!
と、今頭に思いついただけだから、単純な理由になってしまったけど「なんとなく嫌だ」の中にも深掘りしていくと実は本当の理由が隠れていたりする。
転職は新しい職場で働いてみないと分からない事が沢山あるので、転職してみないと分からないけど、絶対に変わらない条件面で探せばギャップも少なくて済むはず。
「なんとなく〜」「自分と合わない〜」ではなく、深掘りして不変的な条件面で転職活動を進めよう!
2.希望に合う病院がなければ現職に留まる事も念頭にいれておく
基本的に転職コンサルタントは、看護師本人が転職活動を辞めたいと言わない限り「今の病院に残ったほうが良いと思いますよ」なんて事は言いません。
転職させてナンボの商売だから!
なので、コンサルタントから提案された転職先が微妙だった場合には、一旦転職活動をストップするのもおすすめ。
既に退職してから転職活動をしている人はしょうがないとして、本来であれば現在勤めている病院には退職の意思を伝える前に、余裕をもって転職活動を行いましょう!
万が一希望の転職先が無かった場合でも、何食わぬ顔でそのまま働けば問題なし!
そのためには、早めの情報収集がおすすめ!転職サイトに登録した時に、はっきりと条件を伝えて「今伝えた条件に合う病院があれば連絡ください。それ以外なら転職しません」と伝えましょう。
焦って転職しても良い結果が出るとは限らないので、転職活動は転職先が決まってから現職に退職を伝えるようにしましょう〜!
転職活動をしていくうちに、現在の病院が恵まれてると思うこともあるかもしれないしね!
3.死にそうな程辞めたいならとりあえず辞める
結構います。メンタルやられちゃってる看護師。メンタルやられちゃう看護師って、よく言われている通り真面目な人が多い。
「看護師の人数足りてないのに私が辞めたらみんな大変だ・・・」「ここまで何年もお世話になってきたのに、引き止められて辞められない」みたいな。
完全にメンタルがやられる前に、勇気をもって辞めちゃいましょう。
次が決まってなくても大丈夫。看護師は転職するのは簡単です。10年ブランクがあっても採用してくれる病院はあります。
後悔しない看護師の転職まとめ
今回の話をまとめると、なんとなくで転職活動は辞めましょう!でもなんとなく死にそうなほど辛いならとっとと辞めちゃいましょう!ということ!
本当に辞めたくなってから転職活動を開始すると、どうしても視野が狭くなって絶対に転職をしなければいけないと思いこんでしまいますが、そんな事はありません。
現職に残るのもひとつの選択肢です。
なんとなくで転職するのではなく、転職したいかもと少しでも思ったらその原因を深掘りして明確な条件に当てはまるようであれば、早めに転職サイトへ登録して情報収集をするのがおすすめの転職方法です。
って感じでいいかしら・・・・?!はい。
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