看護師転職サイトの現役コンサルタントのハルです。
看護師として出世を目指しているギラギラ系看護師の方、もしくは既に今いる病院で管理職に付いているものの、給料面や待遇に不満があり管理職として他の病院に転職を考えている方もいると思います。
今日は管理職求人の探し方を紹介したいと思います。
看護師の管理職求人が表に出てこない理由!
看護師の管理職(役職)はざっくりと以下になりますが
- 看護部長(副院長兼務の場合も)
- 看護師長
- 看護主任
大体の病院の場合には、看護師長以上の役職になると現場というよりも病院の運営も考えながら働かなくてはいけません。
なので、基本的には病院で育てて、病院内部の事を理解している看護師に管理職をやってもらいたいと思うのは病院からすると当然なんですが、突然現職の管理職が退職してしまった場合などに、代わりに管理職へ昇進させる看護師が居なければ外部から管理職を募集するという場面が出てきます。
そうなると、病院は世間からどう見られると考えるか?
- あの病院は管理職が突然辞める病院だ
- 管理職候補の看護師がいない(育たない)病院だ
- 計画性がない危ない病院だ
と見られてしまうリスクを考えちゃうんですね〜!まぁ体裁が悪いって事だね。
新聞の折込チラシや病院のホームページに看護師募集の求人を見ることは多いと思いますが「看護部長大募集!」なんて求人を見たことがある人は少ないと思います。
つまり、何らかの理由で管理職が退職してしまう場合、管理職の後釜を探すのに頼るのはどこか?
管理職の募集は非公開求人として転職サイトに集まる
病院が秘密裏に管理職を探す場合に、頼る場所は・・・!
そう、俺らみたいな看護師転職サイト!
俺らみたいな看護師転職サイトは、看護師を紹介する時に発生する紹介手数料で利益をあげているので、病院によっては転職サイト経由での応募を受け付けていない所もある。
しかし、一般職は紹介手数料払ってまではいらないけど、管理職候補は別!管理職経験があって、転職希望している人がいたらすぐに連絡して欲しいと言ってくる病院は少なくありません。
人材紹介は完全成功報酬なので、本当に良い管理職候補が居ればお金を払ってでも欲しいし、居なければお金を払う必要もないので、取り敢えず転職サイトに管理職候補で良い看護師が居たら紹介して欲しいと連絡してくる病院は多い。
非公開求人は嘘もあるけど、管理職求人は本当に集まってくる
こっちの記事で詳しく書いてます👉看護師転職サイトの非公開求人に気をつけろ!嘘の可能性もあるぞ!
管理職看護師のメリット・デメリットは?
俺も何人か管理職の看護師の転職をお手伝いした事があるけど、管理職になって良かった!って人ばっかりじゃない。管理職失敗したって人もいるんで注意してね。
管理職のメリット
- 役職手当が付く・給料が上がる
- 病院のマネジメントも学べる
- キャリアアップ!
管理職になって分かりやすいメリットは、なんと言っても給料アップだと思う。役職手当手がつくようになるので、一般職から管理職として転職先に迎えられた場合には100万単位で給料が上がる事もざらにあります。
他にも、看護の現場だけではなく病院のマネジメントも経験できるので、現場の看護師をやっていたら経験出来ない事に携わることが出来ます。
管理職のデメリット
- 残業手当が付かない
- 患者と接する機会が減る
一般的には管理職になった場合には役職手当が付く代わりに残業手当が付きません。なので、部下の看護師達の事を思って、残業してまで仕事を手伝ってあげても残業代は出ません。
また、現場からはどうしても離れてしまうので、管理職になると患者さんと接する機会は減ります。患者さんといつも接してい居たいって人は管理職になると難しくなるのは理解しておきましょう!
まとめ
もちろん、病院の規模によっても管理職の仕事は変わります。
管理職でも現場で働くこともあるでしょうし、管理職なのに夜勤をやらされる場合もあります。
管理職に興味がある・管理職の求人を探しているなんて人は、早めに行動しましょう。転職したいと思った時にタイミング良く管理職求人が出ている訳ではないので、希望条件を転職サイトのコンサルタントに伝えて、良い求人が出てきたら連絡してもらい検討するとういう流れが良いと思いますよ!
おわり〜。